免振データ改ざん

「また出たか!」と言うべきか「どこもやってんじゃない?」と疑うべきか?また日本企業の製品データ改ざんが表ざたになりました。今回の免振データ改ざんも組織的な改ざんです。

免振ダンパーを取り入れているのは、中心的な地方自治体の庁舎や病院が含まれています。地震災害の時に備えて設置したものが、仕様通りでないとすれば、多額の賠償、補償が必要になります。一般市民の建物、住居に対しても同様です。今回の油圧機器メーカーKYBと子会社のカヤバシステムマシナリーは、耐えられるでしょうか?

補償を行うためにも存続してもらわないと困りますが、株価も下がるでしょうし、株主からも糾弾され、海外からはこれらの会社と日本の産業に対しても信用が下がるでしょうね。

そして、このようなニュースが流れると、数日内に同様な会社が謝罪会見をする傾向があります。「右へならえ」ではないのでしょうが、二番手ならやり玉に上げられないという心理でしょうか?残念なことです。私たちとしては、とにかく疑うこと、疑問を放置しないことが大切だと思いました。

 

データ改ざん

東洋ゴムの製品データ改ざんに続き、今神戸製鋼のアルミ・銅製品のデータ改ざんが問題になっています。また、日産自動車では完成車検査を無資格者が行い、書類を偽装していましたし、東芝は不正会計を行っていました。

おそらく、ほとんどの企業が大なり小なりこのような不正やデータ改ざんはやっています。ただ、なぜここ数年で暴露されることが多くなったのでしょうか?

私は、企業が過去最高益を上げながら社員の給与を上げないこと、そして非正規雇用者の増加が関係あると思うんです。給与が上がらない不満や雇い止めされるなどの不満で、不祥事を暴露する社員や元社員が増えているのではないでしょうか?特に元社員の場合は、復讐心を持って暴露すると思います。

会社側はこれまで以上にきちんと経営しないと身内や元身内から情報が漏れるリスクが高いわけです。そういう意味では賃金が上がらないことも非正規雇用の増加も、企業の正常化と製品の品質向上に寄与し、世の中のためになっているのですが、それじゃダメですよね。

日本企業が世界から信頼されなくならないか、心配です。